息子は車のチャイルドシートに座るのを嫌がる。
だから、出かける時はいつも車内でバトルを繰り広げていた。
泣きながらエビのように背中をそらせてすり抜けようとする息子を力ずくで座らせ、ベルトを締めるのはもうしたくない。
「北風と太陽」の物語で、太陽のように旅人が自分からマントを脱ぐように、息子が自分から椅子に座る方法はないものかといつも考えていた。
そして、先日。
チャイルドシートの隣の席に座った息子に目線を合わせて、小さな声と手話でゆっくり話してみた。
車と車がゴッツンコ。
きみも頭をゴッツン。
いたたたた・・・・えーんえーんってなったら、
お母さん、かなしいよ。
だからここに座ってほしいな。
じっとわたしを見つめていた息子は、表情を緩めてうなずき、自分からシートに座った。
えええ!!!???
思わず目を疑った。自分から座った?!
思わず、「ありがとね」と言ったら、息子も「ありがとう」と手話で表した。
うわあ!「太陽」作戦、大成功!!!
息子はこの話が気に入ったのか、その日から毎回、お出かけ前にこの話をするようになった。
この歌の効き目がなくなった時のために、次の歌を考えよう。
(息子がこぐブランコの隣で。上を見上げたら、気持ちのいい空が広がっていたので、スマホでパチリ。)
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